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展示会用の動画制作を簡単に。伝えたいことが伝わる動画を効率的に制作できる動画制作プラットフォーム「バーチャルヒューマンソリューション」活用法
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目次
展示会のリアル開催が徐々に復活してきた昨今。出展企業の多くはブース内で映像を流していますが、動画制作は簡単なものではありません。rinnaのAIツール「バーチャルヒューマンソリューション」を使えば、余分なリソースを費やすことなくクオリティの高い動画制作を行うことができます。具体的にどのような特長やメリットがあるのか、展示会で活用できる動画の制作におけるユースケースやデモ動画などを交えながら解説します。
映像出展のメリットとは
展示会における会社紹介や商品・サービスのプロモーションで利用される映像。近年の動画需要の高まりも相まって、導入する企業が年々増えてきています。動画は、視覚・聴覚・言語情報の組み合わせによって、テキストや静止画のみよりも短時間で多くの情報を伝えることが可能です。来場者の目にも留まりやすいため、多くの競合他社がひしめく展示会会場において効果的にアプローチしやすいというメリットがあります。
また、動画を使用することで来場者へ簡潔に一貫性の持った説明ができることから、営業効率のアップにも貢献。特に、一般的にイメージしにくい専門的なサービスや、実物を会場に用意できない商材をアピールしたい場合には効果的な手段となるでしょう。
動画内製の効率化に一石を投じるrinnaのバーチャルヒューマンソリューションとは
rinnaのバーチャルヒューマンソリューションは、AIアバターを使用した動画制作のプラットフォームです。長年研究開発を進めてきた独自のAI技術を駆使して、実在する人物を撮影して作成したCGモデルがリアルな見た目や自然な発話、挙動をバーチャル上で再現。専用の動画編集ツールを使うことで、専門的な技術や知識を要することなく、簡単に社内でクオリティの高い動画の作成・編集を行うことができます。
展示会用の動画制作の課題とバーチャルヒューマンによるソリューション3選
ここからは展示会用の動画における主な課題とバーチャルヒューマンソリューションの活用イメージを3パターン紹介します。
機材や人件費など撮影時にかかるコストの削減
多くの企業のブースが並ぶ中、せっかくなら来場者の目に留まりやすいよう、クオリティの高い動画を作りたいもの。そのためには、通常はカメラ、マイク、ライトといった機材の準備や、撮影場所の確保、出演者やナレーターのキャスティングなどが必要です。さらに、制作者のスキルによって品質が左右される、天候や交通状況などの外的要因によってスケジュール通りに撮影を進行できないなどのリスクも懸念されるため、生産性向上やコスト削減が課題になります。
rinnaのソリューション
- デフォルトのAIアバターを使用することで、出演者やナレーターのキャスティングが不要に。機材や場所の確保も不要な上、音声データもテキスト入力だけで簡単に作成できる
- オリジナルアバターを作成することも可能。一度撮影・作成したデータは利用者に帰属するため、さまざまな用途で繰り返し使用できる
- モデル生成後であれば撮り直しの手間や追加費用をかけることなく社内で再編集できるため、ちょっとした変更や修正でも短時間・低コストで利用できる
動画編集の効率化とクオリティの維持
短時間で来場者の興味を惹き、効果的に商談へと持ち込むためには、動画の編集力も重要なポイント。テロップや字幕、アニメーション、BGMなどを加えて、わかりやすくかつキャッチーな内容にすることが基本条件となります。これらの工程は作業コストがかかり、撮影と同様作業者によってクオリティに差が出てしまうため、効率的に一貫性を持った動画作成ができるよう展示会動画制作のためのマニュアルやナレッジ共有フロー等の整備を行う必要があります。
rinnaのソリューション
- AIで動く実在する人物のCGモデルと、モデルを動かす動画作成ツールをセットで提供
- 直感的な操作で、初心者でも簡単にテロップや字幕、音楽の挿入などを含む動画作成を実現。描画エリアの各要素位置やサイズも自由に調整可能
- デフォルトで入っている素材のほか、JPG/PNG/GIF/MP3/MP4のファイルに対応しているため、お手持ちの素材を使ってオリジナリティのある動画の作成ができる
- プランに応じて、サブアカウントの発行が可能。チームメンバーを招待し、共同で編集作業を行うことによって、作業効率アップへ導く
エンゲージメントの高い動画制作
不安定なマクロ経済情勢をうけて、人々は消費行動における情報収集をより慎重かつ入念に行う傾向があります。このような状況下で、新規顧客獲得やリテンションを遂行するためには、カスタマーエンゲージメントを意識した顧客体験の提供や、新たなメッセージ・コミュニケーション戦略を描くことが求められています。これは法人向けビジネスにおいても例外ではなく、新たなビジネスチャンスを獲得するためには、展示会での映像出展においても来場者が商品やサービスの先のアクションをイメージしやすいよう、端的に情報を伝える必要があります。
rinnaのソリューション
- rinnaのバーチャルヒューマンは、人に近い自然な発音で読み上げを行う機能を搭載。強弱や間の取り方、表情、仕草などを表現しながら、よりエモーショナルに訴求できる
- 一度制作した動画は繰り返し再編集できるため、オンサイトで来場者のリアクションを見ながらよりエンゲージメント率の高い動画に随時アップデート可能
- 約140か国の言語の音声から選べるので、グローバルに訴求する場面でもクイックに対応
展示会用の動画におけるバーチャルヒューマン導入のメリット
以上の3つの課題解決シナリオ以外にも、バーチャルヒューマンは幅広く展示会での動画制作をサポートできます。
オリジナルAIアバターによる来場者へのエンゲージメント向上
デフォルトのアバターだけでなく、実在する人物のアバターの作成も可能。モデルとなる人物の姿を撮影・収録したデータから独自のAIアバターを生成し、本人の代わりに自然な動きで伝えたい情報を発信できるため、社長や役員などスケジュールの確保が難しい人物の動画を制作したいときにも最適です。音声も収録をすることで本人の声を実装可能です。アバターの非表示機能を使えば、ナレーション用の音声データとして利用することもできます。
短時間で複数の動画の作成が可能
バーチャルヒューマンソリューションを使えば、都度必要なシーンを社内で簡単に作成することができるので、短時間・低コストでバリエーションに富んだ動画制作が可能に。展示会におけるタッチポイントの強化やABテストの実施、イベントごとの作り分けも自由自在に叶います。
オンライン上でのPRにも使い回せる
デジタルサイネージやブース用動画など、オンサイト以外に流用する方法もあります。近年増えているオンライン展示会や、遠方のクライアントとの商談、WEBサイト上のPR動画などにも活用でき、新規顧客の開拓に貢献します。
バーチャルヒューマンで作成できる展示会用動画の制作例
こちらは、実際にバーチャルヒューマンで作成した、rinnaのソリューションを紹介する展示会向け動画サンプルです。このようにサービスや商品の特徴、性能などをAIアバターや図表、テロップのほか、デモンストレーション動画等も交えることで、より具体的なイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。
商品・サービス紹介動画以外に、会社紹介動画やティザー動画も制作することも可能です。会社紹介動画は会社の知名度・認知度アップを目的とした動画になるため、企業理念や自社の特色のほか、社員インタビューやお客様の声なども入れるとより信頼度アップに繋がりやすくなります。
商品やサービスの一部を提示して来場者の食指を動かすティザー動画は、比較的短尺で制作されるので、インパクトと簡潔さ、そして他社と差別化できる独自性を備えた動画制作を意識するとよいでしょう。
その他のバーチャルヒューマン活用方法
バーチャルヒューマンは、展示会以外においても完成度の高い動画制作に力を発揮します。
社内教育用プログラムを動画化
急速なビジネスの環境変化や技術革新が進む現代において、企業・組織が速やかにアップデートしていくためには、今までの体系的なプログラムではカバーしきれない従業員個々のリスキングやアップスキリングが必要です。バーチャルヒューマンソリューションを導入すれば、社内ナレッジを簡単に動画化でき、内容の改訂時も撮り直し不要。撮影や講師の調整などにかかるコストを削減しながら内製できます。
また、リモートワークやフレックス勤務などワークスタイルが多様化する中、研修やセミナーへのリアルタイムでの参加が困難な社員に対しても、シームレスに情報共有しやすくなり、理解度に差が出ることなく育成できます。
顧客との商談前の事前説明用のアセットとしての動画利用
テキストや写真、図表だけのデータ資料やパンフレットでは、具体的なサービスや商品のイメージが伝わりにくいことも。特に専門性の高いものや複雑な無形サービスなどの場合はその傾向が顕著になり、商談時に基本説明の部分で時間を取られることになります。バーチャルヒューマンによって制作した動画を使用すれば、細かいニュアンスも含めて提案内容を複合的に説明できるので、わかりやすさが格段にアップ。よりスムーズに商談を進めることができます。また、実際の営業担当者を模したAIアバターを使えば事前に人柄も伝えられるので、印象アップにも繋がりやすくなるでしょう。
テキストコンテンツの動画化
バーチャルヒューマンは、テキストベースのweb記事や資料を貼り付けるだけで簡単に動画化できる点も特長。動画は、ユーザーにとって時間・場所を選ばずアクセスできる利便性の高いコンテンツであり、情報収集の手段として主要なコミュニケーションチャネルの一つとなっています。そのため、例えばプレスリリースなどを動画にすれば、詳しい情報を正確かつ端的にまとめられるため、よりエンゲージメントの高いPRを実現しやすくなります。
導入の流れ
動画は今や、ビジネスシーンにおいては欠かせない情報伝達ツールのひとつであり、バーチャルヒューマンを導入することによって、生産性のアップやビジネスチャンスの拡大、組織のアジリティ向上などに繋げることができます。展示会に限らず、幅広い用途の動画制作ができるので、お客様の課題にあわせて要件定義から撮影、モデリング、実装後のサポートまで支援いたします。